柏市長選が43年ぶりの無投票、太田和美氏が再選されました

11月9日に予定されていた千葉県柏市の市長選挙で、立候補したのが現職の太田和美市長（46歳）だけだったため、選挙が行われず無投票で太田氏の当選が決まりました。

柏市長選挙で無投票になるのは1982年以来43年ぶりのことで、これまでに無投票だったのは1954年と1982年の2回だけでした。今回が3回目となります。

※写真はイメージです。

無投票に至った経緯

• 8月28日: 立候補予定者説明会に太田陣営以外の2陣営が出席
• 9月2日: 太田氏が定例記者会見で再選への立候補を表明
• 10月下旬: 説明会に出席した2陣営がそれぞれ立候補を断念
• 11月2日: 告示日に太田氏のみが立候補届出、無投票が確定

太田和美氏の経歴

太田氏は柏市出身で、千葉県議会議員、衆議院議員（3期）を経て、2021年の市長選挙で初当選。

柏市初の女性市長として1期目を務めています。今回は無所属で立候補し、政党推薦は受けていません。

43年ぶりの無投票となった柏市長選挙により、太田和美氏が2期目をスタートすることになりました。

太田氏は「一定の信任をいただいた」と受け止める一方、「選挙で政策を訴える機会がなかった分、より一層市民の声に耳を傾けたい」と表明しています。

今後4年間、柏駅東口再整備や子育て支援充実など、公約実現への取り組みが注目されます。

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