つくばエクスプレス好調な中間決算、沿線人口増で輸送人員4.9%増・営業利益は8.2%増の63億円

首都圏新都市鉄道は11月27日、つくばエクスプレス(TX)の2025年度中間決算(4~9月期)を発表しました。
沿線の人口増加により輸送需要が堅調に推移し、営業利益は前年同期比8.2%増の63億51百万円となり、開業20周年の節目で好業績を達成しました。
安定した利用者増加が継続
主要業績指標
- 上期輸送人員:7,657万人(前年同期比4.9%増)
- 1日平均輸送人員:42.3万人(前年同期比2.0万人増)
- 営業収益:250億6百万円(前年同期比5.1%増)
リモートワークの定着などライフスタイルの変化がある中でも、沿線開発の進展による新規住民の流入が輸送需要を下支えしています。
柏エリアの拠点性向上も寄与
TX沿線の中でも柏の葉キャンパス駅周辺は「未来都市」をコンセプトとした街づくりが進み、研究機関や商業施設の集積により乗降客数の増加に貢献しています。
同駅は東京大学柏キャンパスの最寄り駅でもあり、学術・研究拠点としての機能も果たしています。
通勤・観光両需要が回復
利用区分別実績
- 定期券利用:477億15百万人
- 定期券外利用:288億59百万人
定期券利用では通勤需要の回復、定期券外利用では観光・レジャー需要の回復が顕著で、バランスの取れた需要構造を維持しています。
財務体質の改善が進展
営業費は人件費や鉄道施設の修繕費、警備費用等の増加により186億55百万円(前年同期比4.1%増)となりましたが、収益増加がこれを上回り、営業利益率は25.4%の高水準を維持しました。
中間純利益は58億33百万円(前年同期比48.7%増)で、4期連続の黒字決算となりました。
開業20周年の成果
2005年の開業以来20年間で、TXは首都圏北東部の重要な交通軸として確立されました。
秋葉原駅とつくば駅を結ぶ58.3kmの路線は、沿線各地域の発展と首都圏全体の成長に大きく貢献しています。
今後も安全・安定輸送を基盤として、さらなるサービス向上と経営基盤の強化を図り、持続可能な成長を目指すとしています。
2025年度中間期業績
- 輸送人員:7,657万人(4.9%増)
- 営業収益:250億円(5.1%増)
- 営業利益:63億円(8.2%増)
- 純利益:58億円(48.7%増)













