社会福祉法人「新柏会」の元理事の女性が約370万円を着服、柏市が特別監査を実施、刑事告訴も検討

特別養護老人ホーム「新柏ヴィヴァンホーム」などを運営している社会福祉法人「新柏会」の元理事の女性が約370万円を着服していたと発表されました。

柏市が特別監査を実施して状況を調べており、刑事告訴も検討しているとのことです。監査に支障があるとして着服の時期や動機などは明らかにされていません。

事件の詳細

特養運営法人「新柏会」元理事が370万円着服　預かり金など （千葉日報オンライン） – Yahoo!ニュース

千葉県柏市で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人「新柏会」（大久保洋子理事長）は29日、元理事の女性が、入居者からの預かり金など計約370万円を着服していたと発表した。女性は今月、問題の発覚を受けて退職。既に全額が返済されているという。現在、同市が特別監査を実施して詳しい状況を調べており、同会は監査結果を考慮した上で、刑事告訴も検討する。

同会によると、女性が着服したのは、特別養護老人ホーム「新柏ヴィヴァンホーム」（同市中原）の入居者96人が散髪代や日用品代などとして施設へ手渡す預かり金計150万円と、同会が運営するデイサービスや保育園など全6施設の利用料など計220万円。女性は同会の資金管理担当者で、220万円は同会名義の銀行口座から引き出されていた。