柏市・船橋市が国と県に要望書提出へ、公立病院の建て替え・経営支援を訴え

柏市と船橋市は、建設資材の高騰や物価上昇の影響で、公立病院の建て替えや経営が難しくなっている現状を受け、国と千葉県に対し、支援を求める要望書を提出することを発表しました。

両市の市長が連名で要望する形となり、病院建設および経営に対する継続的な支援を求めます。

要望の背景

公立病院は、救急医療や小児医療などの政策的・不採算医療、災害・感染症対応など、地域の医療基盤として欠かせない役割を担っています。

しかし近年の建設コストの急騰や人件費上昇、物価高騰により、建て替えや経営の継続が極めて厳しい状況となっています。

柏市と船橋市はこうした状況に危機感を持ち、国（厚生労働省・総務省）と千葉県に対し、制度的・財政的な支援を求める要望書を提出します。

要望スケジュール

厚生労働省への要望

• 日時：2025年5月29日（木）9:20～9:35
• 場所：中央合同庁舎第5号館（厚生労働省・仁木副大臣室）
• 対応者：仁木 博文 厚生労働副大臣

総務省への要望

• 日時：同日（5月29日）午前（厚労省訪問後）
• 場所：中央合同庁舎第2号館
• 対応者：調整中

千葉県への要望

• 日時：2025年6月2日（月）15:10～15:30
• 場所：千葉県庁本庁舎5階 大会議室
• 対応者：熊谷 俊人 千葉県知事

両市は、地域医療を持続可能な形で維持するため、引き続き国・県と連携しながら体制の強化に努める方針です。

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