柏市立柏高校の70代男性講師が生徒の欠席連絡表を窃取で逮捕

学校で起きた不可解な事件。柏市立柏高等学校に勤務する臨時的任用講師が、生徒の欠席情報が記載された書類を盗んだ疑いで逮捕されました。

教育現場での個人情報管理の在り方が改めて問われる事態となっています。

※写真はイメージです。

生徒の欠席連絡表を窃取した疑い

令和7年（2025年）9月27日（土）、柏市立柏高等学校に勤務する70代男性の臨時的任用講師が、生徒の欠席情報が記載された「欠席連絡表」を窃取した疑いで逮捕される事案が発生しました。

学校側は事態を把握した後、柏警察署へ通報。翌28日（日）に柏警察署により窃盗の容疑で当該講師が逮捕されました。

臨時的任用講師とは

臨時的任用講師は、正規教員の産休・育休の代替や欠員補充などのために任用される教員のことです。

今回逮捕された講師は70代という年齢から、退職後に再び教育現場で勤務していた可能性が考えられます。

欠席連絡表に含まれる情報

欠席連絡表には、生徒の氏名や欠席理由などの個人情報が記載されています。なぜこのような書類を窃取する必要があったのか、その動機については現在警察が調査中で、詳細は明らかになっていません。

柏市教育委員会の対応

柏市教育委員会の田牧徹教育長は「本市の高等学校において、このような事案が発生したことについて、重大なことと受け止めており、誠に遺憾に思います」とコメント。生徒及び保護者に動揺を与えないよう、丁寧に対応していく方針を示しました。

市は事実関係の詳細について、警察の調査結果を待って厳正に対処するとしています。

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