柏市中央体育館の植え込みで国の基準を上回る放射線量が測定されたことが判明、3月末までに300の公共施設で再測定
柏下の柏市中央体育館の植え込みで国の除染基準を上回る放射線量が測定されたが判明し、柏市は3月末までに市内の公共施設約300ヶ所の放射線量を再測定する方針を決めました。
アクセス 柏市中央体育館
場所は柏下73で、近くには柏市民文化会館、柏公園、柏市役所柏市保健所総務企画課があります。
国の基準を上回る高い数値を計測
放射線量測定で学校など点検へ - NHK首都圏NEWSWEB
柏市によりますと先月、市外に住む人から柏市中央体育館の植え込みの地面から、高い放射線量が測定されたと市に連絡がありました。
このため市が測定したところ、地表1メートルの高さの1時間あたりの放射線量は0.32マイクロシーベルトで、国の基準となる0.23マイクロシーベルトを上回ったことが確認されました。
この結果を受け、市内の保育園や小中学校、公園、植え込みなど公共施設約300ヶ所の放射線量を3月末までに緊急点検を行う方針を決定したとのこと。
必要があれば改めて除染を行う予定です。
原因は雨水?
今回高い数値が計測された場所は、地中に老朽化した雨水の配管があり、柏市はここから漏れ出した雨水が原因として見ています。
また植え込み付近の土を入れ替えることで除染作業を行ったとのこと。
放射線は目に見えるものではないので、いつどこにどれぐらいあるかがわかりづらく、こういったニュースを聞くと心配になりますね。
東日本大震災からまもなく6年が経とうとしていますが、今後も定期的な計測をしっかりと続けてもらいたいものです。